海苔の粉が教室の床に落ちていたので子どもたちにこれを掃除させた仁川私立幼稚園教師が児童虐待をしたと責められ
た後に不当解雇されたという訴えを受けて、教育当局が真相調査を始めた。
25日、仁川市教育庁によると、23日に国会電子請願公式サイトには「幼稚園の園長・園監のカプチル(パワハラ)
と嫌がらせで倒れていく教師を救済してほしい」と題する請願が投稿された。
幼稚園A教師の母親だと明らかにした請願人は「社会人1年生の娘が幼稚園の園長・園監に脅迫され、納得行かないま
ま保護者の前にひざまずかされた後、不当解雇された」と主張した。
請願人は6日、仁川の某私立幼稚園でA教師が昼食の後、床に落ちた海苔の粉を子どもたちにウェットティッシュで自
律的に掃除をさせた過程が、間違って「大便を片づけさせた」という内容で子どもと保護者に伝わったことが事件の発
端だと説明した。
請願人によると、同日午後7時ごろ6歳の女児を育てているという保護者は「子女から幼稚園で大便を片づけた」とい
う話を聞いて幼稚園を訪れ、防犯カメラの確認を要請した。請願人は「A教師は幼児の基本生活習慣と発達過程のため
に食事後に片付けの時間を設けただけで用便を片づけさせたのではないと説明したが、園長はそれが重要なのではない
として無条件に謝罪するよう強要した」と話した。
防犯カメラの映像には子どもたちが海苔の粉を掃除する場面が入っていた。この過程で、ある園児がズボンに失敗をし
て臭いが教室に広がっただけで、教室や廊下のような学習空間には用便がつくことはなかったという。
請願人は「園長と園監はA教師の話を無視したまま『警察が来て調査するようなことは絶対あってはならない』『保護
者が児童虐待といえば児童虐待なので、ひざまずいて謝れ』と言った」とし「保護者が組織暴力団のようだと言って恐
怖感も与えた」と主張した。続いて「A教師は結局何の状況説明もできないまま罪もなく保護者16~18人の前にひ
ざまずき、園長は保護者の前で教師が解任されるのは当然だと話して不当解雇した」と付け加えた。
請願人は「園長と園監は圧迫と脅迫で教師が恐怖に陥った状態を利用して、一言も話せないようにし、強圧的に退職届
を作成させてカプチルと職場内いじめをした」と悔しさを訴えた。これによると、A教師は現在深刻なストレスによ
って対人忌避症などで正常な活動が難しい状態だ。ショックによるメンタルヘルス医学科の治療も受けている。
請願が投稿されて3日目の25日、該当の請願には2212人が署名した。
仁川市教育庁は国民申聞鼓を通じて関連事案を受け付け、該当の幼稚園に対する監査手続きに着手した。仁川市教育庁
関係者は「幼稚園を対象に処理手続きに不十分な点があるのか現場点検に着手し、監査も行われる予定」としながら
「正確な事実関係を調査する」と話した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/bb62d35bed4523bc6eed8...
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