東京で中国人の人口が増加していて、足立区では10年前の2倍以上だという。
■中国人の国外移住 直近2年間だけで30万人以上
駅の近くには、最近できたという中国料理店の看板が立ち並び、美容室やカラオケ店も中国語。路上には、10人以上の中国人グループの姿も見られる。
■中国人ママチャットも多数存在 なぜ日本に?
日本で暮らす中国人に話を聞いてみた。
竹の塚在住の中国人
「家賃が安い」
「(Q.家賃は安い?)安い、安い。7万円くらい(アパート2DK)」
この日、行われていたのは、中国伝統舞踊のレッスン。講師も生徒もすべて中国人。SNSのコミュニティーで集まったという。
香港から移住 中国伝統舞踊の講師
「平均1グループ300人ぐらいですね。グループは7~8つあります。すごく多い。ビザの延長とか仕事で困ることとか、ママグループチャットでみんな手伝い」
こうした中国人ママたちのコミュニティーも多数存在する。日本で暮らしたい理由を聞くと…。
保護者
「(日本は)教育面や福祉面はすごくいいと思います。医療面でも子どもは医療費がかからないので」
「日本に住み続ける予定です。(中国は)結構、競争激しいのでストレスも結構たまりやすいし」
■“社会環境に不満”3年前に来日した人も
一方で、意外な理由で中国を脱出した人もいる。
中国人向けの日用品店を営む34歳の女性は、10年前に日本へ移り住み、3年前に念願だった自分のお店をオープンさせた。彼女はなぜ日本へ来たのか?
中国人向けの日用品店を経営(34)
「日本だと友達や親戚との人間関係を気にする必要がありません。結婚や子ども、嫁しゅうとめ問題などを考えなくていいのです」
おととし、中国では婚姻数が過去最低を更新。周囲からの結婚に対するプレッシャーが強く、そうした環境が嫌で日本へ来たという。
「1人でいるとすごく生活しやすいです。中国に戻りたくないと思うようになりました」
7年前に来日し、東京・江東区亀戸で「湖南料理」の店を営むチョウさん(31)
もともと中国・黒竜江省で料理店を経営していたという。
湖南料理は、鍋を振るう湯気まで辛いという激辛中華。牛肉を大量のトウガラシと炒め、豪快にご飯の上に乗せた激辛丼は、店の人気メニューだ。
「友達の妹が留学で日本に来たことがあって、日本人はみな親切で街はきれいだと聞いて憧れていたの」
チョウさんは、中国人向けのアパートも経営。そこに住む中国人の多くは、留学ビザを取り、日本語を学んだ後、日本で働きたいと考えているという。
動画ある↓
https://news.yahoo.co.jp/articles/8b39e3f6e6b07927ab74a...
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