中国で、夏の暑さをしのぐため、冬瓜(とうがん)を抱いて寝るという珍しい暑さ対策が注目を集めている。
しかし、専門家は、冬瓜を長時間抱いていると内部で発酵が起こり、爆発する可能性があると警告した。
10日(現地時間)、香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)によると、最近、中国のSNSに、大きな冬瓜
を抱いて寝る様子が投稿された。
一部のネットユーザーは、数晩にわたって冬瓜を抱いて寝たところ、冬瓜が爆発し、悪臭を放つ腐った液体でベッドや床
が汚れたと伝えた。
あるネットユーザーは「爆発した。悪臭は耐えられないほどだった」とし、「まるで下水管が破裂したようだった」と話
した。
湖北省中部に住むある女性は、自身の経験を紹介し、この方法で暑さをしのがないよう、ほかの人にも呼びかけた。
女性は「腐った冬瓜の実と汁でベッドシーツが台無しになった」とし、「本当に気持ち悪く、結局ベッドシーツを全部捨
てなければならなかった」と話した。
夏に冬瓜を抱いて寝るのは、古代中国から伝わる伝統的な暑さ対策だ。
清朝時代(1644~1912年)に出版された健康に関する著名な書物『閑情偶寄』には、中国南部の住民が夏、冬瓜を抱い
て寝る風習が記されている。
この暑さ対策の根拠は、冬瓜が95%の水分を含んでおり、肌に触れると熱を吸収するという点にある。専門家らは、冷
たい水を入れた袋を抱いているのと同じような効果があると説明している。
しかし、冬瓜を数日間そのままにしておくと、破裂する可能性がある。成都農林科学院所属の上級農業専門家、敖清燕氏
は「冬瓜の皮にある白いろう状の層が、肌との度重なる接触によって傷つくと、微生物が侵入する」と話した。
これらの微生物は、冬瓜の内部で糖分や有機物を分解して発酵を引き起こし、その過程で二酸化炭素を発生させる。ガス
が蓄積すると爆発する可能性があると、敖氏は警告した。
敖氏は「冬瓜を抱くのは、夏の暑さをしのぐための安価で一時的な方法にすぎない」とし、「冬瓜が破裂したり、カビが
生えたりする危険があるため、おすすめしない」と話した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f9a5873fe11256b36421a...
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