韓国仁川市の松島(ソンド)と永宗島(ヨンジョンド)を結ぶ仁川大橋で9月25日未明、車両を停車させたドライバ
ーが橋から海に飛び降りた。9月に入って同様の事故はこれで3件目となる。
仁川海洋警察署によると、9月25日午前3時33分ごろ、仁川大橋の管制室から「人が海に落ちたようだ」との通報が寄
せられた。出動した海警は、主塔付近の車道に停車中の車両を発見し、車内からは遺書が見つかった。
海警は、運転していた30代の人物が海へ飛び込んだものとみて、警備艦艇3隻を投入し、海上で捜索した。
同橋では9月9日と22日にも、30代のドライバーが車両を止めて海に飛び込み死亡する事故が発生しており、今回が3
件目。同様の事故が1カ月の間に続く異常事態となっている。
仁川大橋は2009年の開通以来、累計88人が飛び降りており、そのうち66人が死亡、14人が行方不明と記録されてい
る。
これほどまでに繰り返される飛び降り事故に対し、投身防止策や緊急対応のための効果的な措置は依然として不十
分だとの批判が出ている。
2022年には、橋の路肩に車両を駐停車させないようにするため、プラスチック製のドラム缶1500個が設置され
たが、緊急時の対応を妨げる可能性があるとして、8月にすべて撤去された。
関係者からは「ドラム缶撤去以降、投身事故が再び増えている」との指摘もあり、実効性のある対策の必要性が
改めて問われている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/591b2e5dfad9f27045ea3...
返信する